アジアンハーブレストラン カフェくるくま

なんじょうハート

2011年09月03日 09:23

本格的タイ料理を味わい、絶景に癒される『くるくま』


ウコンやノニなど、アジアンハーブを活かした健康食品を製造・販売する株式会社仲善が、南城市知念の高台にオープンした「くるくまの森」。太平洋を一望できる人気のロケーションカフェ「カフェくるくま」は、その「くるくまの森」の中にあります。



入口には仲善唯一の直営店で、ハーブを活かした健康食品などのオリジナル商品販売するほか、お土産や地元農家から仕入れた有機野菜などを売っています。



ショップ脇を抜けたところにある建物が「夢可視館」。化石や民具、鉱物などを見ることができる入場無料の化石ミュージアムです。



夢可視館を抜けると、いよいよ「カフェくるくま」の建物があります。
眼下に広がる180度以上の太平洋のパノラマを多御しむことができます。

眼前に広がるパノラマ、最高の景色に身をゆだねる


くるくまの森がある場所には、もともと仲善の工場しかありませんでした。しかし、太平洋を眼下に臨むこの絶好のロケーションを活かして何かやれないかと考えたとき、薬草ハーブを扱う工場だからアジアンテイストものを提供したいと考えたそうです。そして工場から事務所など、すべてをこの土地に移し、アジアンハーブレストランを作ったのです。

その際に気をつけたのが、極力自然のモノを壊さずに、建物なども必要最小限にして景観を壊さないように配慮したのだそうです。




その店内はシンプルながら、木のぬくもりを感じられるコテージ風で、ココロ穏やかに落ち着いて食事が可能だ。



しかしカフェくるくまの真骨頂は、スタッフの手作りだというウッドテラス。ここから眺める太平洋の絶景の美しさは、思わず言葉を失ってしまうほど。まさに“爽快”というコトバがぴったり。ここで食事をすることはできませんがドリンクはOKなので、冷たく冷えたドリンク片手にこのパノラマを楽しみたいですね。



陽射しがキツイときには、屋根付きのこちらのテラスがオススメ。

タイ人のシェフが作る、本格的タイ料理


くるくまの提供するタイ料理は本格的と評判。それもそのはず、ここのシェフは全員がタイ人の方たちなのです。調味料やペーストなども、タイから輸入しています。彼らの作るタイ料理は基本的に本場と同じで、日本人でも食べやすいように多少のアレンジをしているそうです。



■トムヤムクン(タイの海鮮スープ/大2000円・小1200円)
世界三大スープのひとつ、トムヤムクンも味わえます。辛さ、甘み、酸味、香草の香りなど、様々な味がひとつとなって驚くほどに深い味わいを生みだしています。写真は(大)で、グループで食べるのにピッタリ。



■ガイヤーン(タイの焼き鳥/1000円)
下ごしらえにしっかりとハーブに漬け込んだチキンは、一度食べたら病みつきになる味。特製タレをつけていただこう。



料理長のニイヨム・ナオシさん。調理中でも目線をくれるちょっとお茶目なシェフです。目ヂカラがスゴイ!



まさに炎の料理人(笑)。ちょっと火が大きすぎる気もしますが……

何度でも訪れたくなる絶好のロケーション


最後に屋比久店長になぜ“くるくま”という名前なのか聞いてみました。



「このあたりは昔、“くるく山”と呼ばれていたそうです。この敷地の両脇に上くるく山、下くるく山があって、それに挟まれているので“くるくの間”→“くるくのま”→“くるくま”となったわけです。また、南城市はウコン発祥の地と言われていて、ウコンに含まれるクルクミンもかけてあります」



このロケーションを観光客の人だけに独占させてはもったいない。地本の人も少し心が疲れたときには、タイ料理の強い刺激と、絶景によるココロの洗濯をしてみてはいかがですか?

■アジアンハーブレストラン カフェくるくま
住所:南城市知念字知念1190
TEL:098-949-1189
営業時間:10:00〜22:00(食事オーダー11:00〜/ラストオーダー21:00)
定休日:なし

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